「グランベリーパーク」の来館者数が100万人突破 週末の平均滞留時間も明らかに:1日平均8万人が来館
11月13日に開業したアウトレット複合商業施設「グランベリーパーク」。11月25日に来館者数が100万人を突破した。時間消費を求めるお客のニーズともマッチしたようだ。
東急は11月25日、アウトレット複合商業施設「グランベリーパーク」(東京都町田市)の来館者数が100万人を突破したと発表した。これは予想していたよりも早いペースだという。グランベリーパーク、南町田グランベリーパーク駅、鶴間公園、パークライフ・サイトで構成される「南町田グランベリーパーク」が掲げる全体の年間来場者数の目標は1400万人。
グランベリーパークは11月13日に開業。約100店舗のアウトレットのほか、飲食店や体験型店舗を含む全241店舗が出店している。食物販を充実させたことで、テークアウトした食品を片手に施設内の屋外広場や隣接する鶴間公園でピクニックを楽しむお客が多くみられるという。開業後はじめての週末の平均滞留時間は約2時間40分。
グランベリーパークでは、施設周辺の渋滞緩和を目的に、交通系ICカードの利用を促進する施策を打ち出している。具体的には、直結する南町田グランベリーパーク駅で乗降したり、神奈川中央交通バスで訪れたりしたお客にはお得なクーポンが当たる。また、東急線アプリをダウンロードして、同駅の改札を通過すると、抽選で賞品が当たる連動企画も実施している。
こういった効果もあり、南町田グランベリーパーク駅の乗降人数は、開業後5日間で前年同日比390%となる約43万人を記録した。これは、グランベリーパークの前身となるグランベリーモールが営業していた2016年の1日当たり平均乗降人数と比較して、約250%という水準だ。
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