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ゴンチャジャパン社長に原田泳幸氏 タピオカ店のブランド成長図る:日本マクドナルドなどのトップ歴任
ゴンチャジャパンは、日本マクドナルドホールディングスなどで社長を務めた原田泳幸氏がトップに就任する人事を発表。
台湾発のティーカフェ「ゴンチャ」を展開するゴンチャジャパンは11月26日、日本マクドナルドホールディングスなどで社長を務めた原田泳幸氏(70)が12月1日付で会長兼社長兼最高経営責任者(CEO)に就任するトップ人事を発表した。
ゴンチャは、2006年に台湾・高雄で創業。代表的な商品として、タピオカをトッピングしたミルクティーが知られており、世界で約1100店舗を展開している。日本では、15年に1号店「原宿表参道店」(東京都渋谷区)をオープン。現在51店舗を展開している。
原田氏は1997年にアップルコンピュータ(当時)社長に就任後、日本マクドナルドホールディングス会長兼社長兼CEO、ベネッセホールディングス会長兼社長などを歴任してきた。
ゴンチャジャパンのトップに就任する原田氏は、ゴンチャグループのグローバルシニアリーダーシップチームメンバーにも就く。日本市場のブームによってタピオカドリンクの競合店が増える中、原田氏の手腕でブランド強化を図る。
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