イオンが「お米のかわりに食べる野菜」の新商品を発表 SNS映えの提案も:シャキシャキした歯ごたえ
イオンが「トップバリュ お米のかわりに食べる6種の彩り野菜」を発売する。「ごはんを野菜に置きかえる」がコンセプト。18年に発売した「お米のかわりに食べるカリフラワー/ブロッコリー」は想定以上に売れた。
イオンは12月11日、全国のグループ約3500店舗で「トップバリュ お米のかわりに食べる6種の彩り野菜」(税別248円)を発売する。「ごはんを野菜に置きかえる」をコンセプトにした冷凍食品「トップバリュ お米のかわりに食べる」シリーズの新商品。
お米のかわりに食べる6種の彩り野菜は、カリフラワー、ズッキーニ、にんじん、黄色にんじん、ブロッコリー、ほうれん草といった6種類の野菜をお米サイズに小さくカットした商品。電子レンジで解凍し、そのままごはんのかわりに主食にできる。
さまざまな野菜を使うことで、彩りが鮮やかになるだけでなく、栄養素をバランスよく摂取できるのがアピールポイントだ。これからの時期は、クリスマスメニューのアレンジにも使えるので、SNS映えもする。ごはんと混ぜておにぎりにしたり、スープに混ぜて雑炊風に仕上げたりと、さまざまな食べ方の提案もしている。
イオンは18年11月、カリフラワーとブロッコリーをお米サイズに細かく刻んで冷凍した「お米のかわりに食べるカリフラワー/ブロッコリー」を発売。すると、半年の想定販売数量を約1カ月で達成した。「クセがないのでいろいろなごはん料理に代用できる」という声もあったという。
お米のかわりに食べる6種の彩り野菜は、ごはん1膳分(150グラム)と比較して、糖質量が20分の1に抑えられている。また、3.9グラムの食物繊維が含まれている。摂取カロリーも、ごはんが252キロカロリーなのに対し、28キロカロリーとなっている。
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