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衛星画像データ解析で野菜の収穫量を予測――JAXAベンチャー企業が実現
生産現場の衛星画像データをモニタリングすることで野菜の安定供給をサポートする管理サービスが始動。サービス開始に先立ちパートナー企業を募集中だ。
DATAFLUCTは12月5日、生産現場の衛星画像データをモニタリングすることで野菜の安定供給をサポートする管理サービス「DATAFLUCT agri.」を発表した。
衛星からの撮影画像データを用いて、契約農家が栽培する野菜の収量予測や育成状況のモニタリング、異常検知などを実現する支援サービス。さらに、過去の市場取引価格と気象データをAIで解析することで“将来の市場取引価格”も予測できる。生産情報の把握と市場動向の予測を組み合わせることによって、的確な調達の決定や仕入れコストの削減などを実現し、野菜の安定供給をサポートする。
また、サービス開始に先立ちパートナー企業の募集を開始した。土地利用型野菜(キャベツ/レタス/白菜など)を契約農家から仕入れる食品加工業界、外食業界、青果専門商社の企業を募集するもので、提携により収集されるデータはサービスの満足度向上と予測精度向上に役立てられる。募集期間は2019年12月4日〜12月27日。
同社は今回のサービス提供について、「データ活用とサイエンスの力で、国産野菜のサプライチェーンを最適化・持続可能なものにするだけではなく、国産野菜の消費量の拡大につなげることで、国内農業を盛り上げていきます」とコメントしている。DATAFLUCT agri.は2020年2月からサービスを開始する予定。
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