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味も香りも変わらないのになぜ? JTの加熱式たばこ「Ploom」パッケージリニューアルの理由
JTの「Ploom(プルーム)」シリーズの名称とパッケージデザインがリニューアルする。健康に関する注意文言も新たに登場する。注意文言の表示面積も拡大される。
日本たばこ産業(JT)は12月5日、加熱式たばこ用デバイスの「Ploom TECH(プルーム・テック)」専用リフィル8銘柄、「Ploom TECH+(プルーム・テック・プラス)」専用リフィル4銘柄、「Ploom S(プルーム・エス)」用リフィル4銘柄の名称とパッケージデザインのリニューアルを発表した。2020年1月から、全国で順次切り替えを開始する。味・香りは変更しない。
「たばこ事業法施行規則の一部を改正する省令」の施行に伴い、パッケージに「新注意文言」等を順次表示することが決まっている。これまでは「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります」といった文言がパッケージに表示されていた。注意文言の表示面積は現行では30%以上となっている。
新パッケージでは、注意文言の表示面積は主要面の50%以上となる。また、「加熱式たばこの煙(蒸気)は、周りの人の健康への悪影響が否定できません。健康増進法で禁じられている場所では喫煙できません」といった新たな注意文言が表示される。
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