ニュース
ライブ映像でも顔にモザイクをかけられるAI動画技術「LiveMasq」 オークネットが開発
撮影中している動画内の人物にモザイクをかける動画技術をオークネットが開発。パイロット版の提供を開始した。
情報流通支援サービスのオークネット(東京都港区)は、撮影している動画内の人物にモザイクをかけることができる動画技術「LiveMasq」(ライブマスク)を開発、パイロット版の提供を開始した。パイロット版で操作性やモザイクの処理スピードなどを検証し、2020年7月ごろに本格的なサービス提供を開始する。
LiveMasqは、ディープラーニングを活用した人物動画認識技術だ。顔を映したい人物をAI(人工知能)に認識させ、それ以外の人物の顔にモザイクをかけることでプライバシーを守ることができる。
同社提供の顔認識サービス「Andy」の技術を活用することで、撮影済みの動画だけでなく撮影しながらリアルタイムでモザイク処理を行えるのが最大の特徴。これまでは困難だった、撮影しながらリアルタイムで動画公開を行うことも容易になるため、同社では「今後さまざまな動画活用シーンでご利用いただけるサービスとなる」と期待感を高めている。
関連記事
- ロボットは人手不足を解消できるか 清掃+警備+案内をこなす「複合型サービスロボット」オムロンが開発
オムロン ソーシアルソリューションズが、清掃・警備・案内の3機能に対応した「複合型サービスロボット」を開発した。 - マスクやサングラス着用でも顔認識 防犯&マーケティング向けAIサービス
トリプルアイズは、同社の画像認識プラットフォームを導入した防犯&マーケティングAIソリューションシステムを発表した。日本防犯システムが販売を行う。 - 経済ニュースや企業の決算情報を分析して業績を予測する「xenoBrain」 将来の影響をAIでスコア化
経済に関する出来事が企業にどんな影響を及ぼし、業績や業界需要、素材価格がどう変化するかをAIで予測。 - AIでリアルタイムに交通量を調査 服装などのトレンド情報も収集可能
Intelligence Designは、IoT端末を用いて安価に交通量調査を行える自動化サービス「IDEA counter」を発表した。 - スマホで60秒 AI画像解析でブランド品の真贋判定を行う月額サービス
メキキは、質屋および買い取り店向けのブランド品AI鑑定サポートサービスを開始した。商品の相場調査もあわせて行える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.