日本たばこ産業(JT)は1月16日、加熱式たばこ「プルーム・テック」と「プルーム・テック・プラス」のスターターキットを2月1日から値下げすると発表した。従来3000円(税込、以下同)だったプルーム・テックは2500円に、4980円だったプルームテック・プラスは2980円になる。加熱式たばこ競争が激化する中、シェア拡大に向け、低価格路線で勝負をかける。
JTは19年12月に、高温加熱型の加熱式たばこデバイス「プルーム・エス」のスターターキットを7980円から3480円に値下げした。値下げの効果については「現時点でのコメントは控える」としている。
同社は消費税率引き上げやたばこ税の改訂を受け、紙巻きたばこ利用者向けにも、低価格なリトルシガー商品の拡充などを進めている。
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JTが加熱式たばこ「プルーム・エス」の値下げを発表した。12月1日から、従来価格が7980円のところ、半額以下の3480円に値下げする。加熱式たばこ市場はプレイヤーが増えるとともに競争が激化し、低価格化が進んでいる。
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