日本たばこ産業(JT)は1月22日、2019年の紙巻きたばこの累計販売実績(1〜12月)を発表した。販売数量は755億本で、前年同期比7.9%減。売上収益は4850億円で、同2.5%減だった。
リトルシガーを含む紙巻きたばこの販売実績は、年々縮小傾向にある。JTでも1〜12月の販売数量が13年から7年連続で減少。売上収益も17年から3年連続で減少している。
これについて同社は「加熱式たばこ市場の拡大や価格改定による需要減などの要因があると考えている」とコメント。今後は「お客さまの多様なニーズ応えるラインアップの提供に注力する」(JT)としている。
JTは近年、紙巻きたばこ利用者向けに低価格なリトルシガー商品の拡充を進めている他、加熱式たばこのシェア拡大を目指し、「プルーム・テック」や「プルーム・エス」などの主力商品を値下げしている。
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