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高まる「4月始まり手帳」のニーズ なぜ「1月始まり」を買わないのか:高橋書店が分析(2/2 ページ)
「4月始まり手帳」のニーズが高まっている。高橋書店の刊行点数は右肩上がりで増えている。背景にあるのは?
スマホと手帳の両立
スマートフォンやタブレットだけでもスケジュール管理は可能だが、手帳を併用するユーザーは一定数いるようだ。同社が公式Twitterで行ったアンケート調査では、スケジュール管理の方法として「手帳」と回答した人は35.1%、「スマホ」は28.2%、「手帳+スマホ」は36.7%だった。回答者数は1105人。
アンケート調査の結果について、同社は手帳の一覧性とスマホのリマインダー機能の“いいとこどり”をしているユーザーがいるのではないかと分析している。また、「スマホは予定管理、手帳はライフログ」「スマホはプライベート予定、手帳はビジネスユース」といった使い方もあると見ている。
高橋書店の公式Twitterをチェックしているユーザーの回答なので“手帳派”の意見が多く反映されている可能性はあるが、ある程度の傾向は見て取れそうだ。
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