21年卒の就活生は「ここで働きたい!」 就職ランキング
オープンワークは「就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング」を発表した。2021年卒業予定の学生は、どんな企業に注目しているのか。ランキングを見ると……。
就職・転職のための口コミサイトを運営するオープンワークは2月26日、「就活生が選ぶ、就職注目企業ランキング」を発表した。同社の口コミサイトに登録している2021年卒業予定の学生は、どんな企業に注目しているのかを調査したところ、男子は「アクセンチュア」、女子は「資生堂」であることが分かった。
男子の2位は「キーエンス」、以下「ソニー」「エヌ・ティ・ティ・データ」「野村総合研究所」「トヨタ自動車」と続いた。一方、女子の2位は「アクセンチュア」、以下「全日本空輸(ANA)」「エヌ・ティ・ティ・データ」「ニトリ」「日本航空(JAL)」という結果に。
ソニーに新卒入社した人からは「技術レベルも高く自ら主体的に動ける人は、若いうちから多くのチャンスを得ることができ、海外赴任や重要なポジションを任せられることも多い。その上で期待に応えてさらなる成果を出すことによって年齢に関係なく上位に上がるチャンスはあると感じる」(ソフトウェア開発、男性)といったコメントがあった。
また資生堂に新卒入社した人からは「年功序列の従来的組織であったが、近年は外資系企業からの中途社員、海外からの人材が重要なポジションにつくなど、新しい血を積極的に取り入れようとしているのがうかがえる。また化粧品会社らしく女性の意見は尊重される傾向にあり、要職に就く女性社員も多い。語学含む研修やセミナーなどの機会は多く、人材の育成、能力開発への投資は多いと思われる」(クリエイティブ部門、女性)といった声があった。
文理別にみると、文系の1位は「アクセンチュア」。次いで「三菱商事」「楽天」「ニトリ」と続き、6位に「キーエンス」「三井不動産」がランクインした。理系の1位は「ソニー」。次いで「エヌ・ティ・ティ・データ」「日立製作所」「野村総合研究所」「キーエンス」「アクセンチュア」という結果に。
21年に卒業する学生10万7237人のデータを集計した。
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