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新型コロナの巣ごもり消費で意外なグッズが品切れ 高齢者向けに改良した昭和のおもちゃとは:2月の売り上げは前月比2.7倍
新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり消費が拡大。子どものストレス解消のためにあるグッズが品切れ。高齢者向けに改良した昭和のおもちゃとは?
家庭向けヘルスケア商品を扱うアメイズプラス(名古屋市)は3月17日、健康グッズ「長息パイプ」の2月の売り上げが前月比2.7倍となり、品切れとなったと発表した。現在は、注文してから商品が届くまで2カ月待ちの状態だという。
長息パイプは、ボールを吹いて遊びながらトレーニングができる健康グッズ。介護予防トレーナーの久野秀隆氏が監修している。昭和のおもちゃである「吹き上げパイプ」をヒントに、現代風にデザインしている。
同商品は2019年11月に発売されてから2カ月で3000個を出荷。主に、誤嚥(ごえん)性肺炎を心配する高齢者が購入していたという。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの人が自宅で長時間過ごすようになった。特に、子どものストレスを軽減するアイテムとして注目され、注文が増えたという。
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