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ひどすぎる「マスク切れ」のクレーム 従業員を疲弊させるお客の“迷惑行動”が明らかに調査で判明(2/2 ページ)

新型コロナウイルスはスーパーマーケットにどのような影響を与えているのか。一般社団法人全国スーパーマーケット協会が調査を実施。マスク問題が現場を疲弊させている実態が明らかになった。

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影響が長期化するとマスク不足が心配

 新型コロナの影響が長期化することで、業務で使用するマスクの不足を心配する声も寄せられている。

 影響が長期化した場合の懸念事項を尋ねたところ、「作業場内でのマスクやアルコール消毒液(衛生用品)が不足している」「生鮮、総菜担当へのマスクが準備できない(4月中は大丈夫、5月のGW過ぎになくなる)」「設置している消毒液やトイレットペーパーの盗難」といった回答があった。

 「行政機関への要望」については、「マスク・アルコール等、より安全に営業に臨むための衛生関連備品を確保してほしい」「マスクの確保が難しくなっており、従業員の感染リスクが高まっている」「業務用のマスクが調達できない。食の安全を守り、食品流通を維持するためには、業務用のマスクが必要だ」といった回答があった。

 同調査の調査期間は3月11〜19日。調査対象は全国のスーパー966社で、222社がFAXやWebで回答した。


従業員が抱えるストレス(出所:「新型コロナウイルスの影響に関する実態調査」)

勤務しながら感染の不安を抱えている(出所:「新型コロナウイルスの影響に関する実態調査」)
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