ニュース
セブンがざるそばや冷やし中華の容器を見直し 見落としてしまいそうだが重要な改善ポイントとは:毎年少しずつ変更
セブンが「冷たい麺」シリーズをリニューアル。容器にある工夫をしている。味や食べやすさを向上させる工夫とは。
セブン‐イレブン・ジャパンは3月31日、2020年に販売する「冷たい麺」をリニューアルすると発表した。
ざるそばなどの「冷たい麺」シリーズは、毎年原料や製法を見直し、品質を向上させ続けているという。ざるそば、とろろそば、ぶっかけうどん、冷やし中華といった定番商品は、冷たい麺カテゴリーの半数以上の販売数を占める。
味や食べやすさを向上させるため、容器にも独自の工夫をしている。
例えば、3月31日発売の「ツルッとのど越し!ざるそば」(税別330円)は、容器底面を格子状の溝を付けた形状に変更した。麺への余分な水分の付着を防止し、最後までコシのあるそばが楽しめるという。
また、4月7日発売の「6種具材のこだわり冷し中華」(460円)では、具材をのせる中皿に特殊な溝を設けることで、簡単に盛り付けしやすくなるとともに、配送時の具材の偏りを軽減しているという。
コンビニの定番商品は毎年のように少しずつ進化している。
関連記事
- 「たばこは無言で買う時代」 セブンが実験店で掲げた“秀逸”すぎるコピーの意味とは?
セブンが実証実験を継続的に行う拠点がある。実際に行ってみると「たばこは無言で買う時代」というコピーがあった。どんな意味があるのか? 実際にたばこを買ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 「なぜ売れるか分からない」 ドンキ化したファミマの人気商品に幹部が困惑
ドン・キホーテのノウハウを取り入れた共同実験店が6月にオープンした。店舗の売れ筋商品を分析したところ、ある商品が上位に食い込んだ。ファミマの幹部は「なぜ売れるのか分からない」と原因を分析しきれていない。 - 新型コロナが“あの”外食チェーンを直撃 一方で松屋、スシロー、鳥貴族が順調なワケ
新型コロナウイルスの感染が広がる。外食チェーンへの影響はどうなっているのか。各社の最新動向を探った。 - レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.