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「山崎製パン」がまさかの大苦戦 ファミマ「第2回うまいパン決定戦」の結果発表:神戸屋は安定の強さを見せつけた
ファミマ「第2回うまいパン決定戦」の結果発表。前回3つのブロックで優勝した「山崎製パン」が大苦戦。神戸屋は安定の強さを見せつけた。
ファミリーマートは3月31日、「第2回うまいパン決定戦」の優勝商品を発表した。
第2回うまいパン決定戦は、パンメーカー9社が「チーズ」というテーマに沿ったオリジナルパンを開発し、その人気を競うもの。全国を5つのブロックに分けて、各エリアでの1位を販売金額とTwitterの投票で決める。
北海道ブロックは日糧製パンの「厚切りチーズマヨトースト」(税込168円)、東北ブロックは山崎製パンの「チーズケーキデニッシュ」(128円)、関東・甲信越・福島ブロックと関西・東海・北陸・中国・四国ブロックは神戸屋の「チーズ三昧」(138円)、九州ブロックはリョーユーパンの「大きなチーズパン」(118円)がそれぞれ優勝した。
第1回大会においては、北海道、東北、九州の3ブロックで山崎製パンが、残りの2ブロックでは神戸屋がそれぞれ優勝していた。前回の“王者”山崎製パンは大きく苦戦することになった。
うまいパン決定戦は、ファミマの中食分野において売り上げ構成比が約18%と最も高いパンの販売を盛り上げるために開催している。パンは他の食品と比べて日持ちするため、廃棄ロスが少なく、加盟店の利益につながりやすいという特徴がある。
優勝商品は3月31日から各ブロックで再発売する。
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