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バンダイ子会社が「飛沫防護マスク」生産で医療現場支援――普段はガンプラなど製造:病院に寄付も
バンダイ子会社でガンプラなど製造を手掛けるシーズが「飛沫防護マスク」の生産を開始する。新型コロナで窮地にある医療現場を支援。
バンダイは17日、子会社のシーズ(栃木県壬生町)が、4月末から飛沫防護マスクの生産を開始すると発表した。フェースシールドとも呼ばれ医療現場などで使われるプラスチック製のマスクで、新型コロナウイルスの感染拡大による不足状況に対応する。
バンダイ傘下、おもちゃ・医療機器のメーカー
シーズはもともと、バンダイナムコグループでおもちゃや文具などの生産を担当。ガンダムのプラモデルなども製造しているという。加えて医療機器やエレクトロニクス製品のOEM(受託製造)も手掛けている。それらのノウハウを飛沫防護マスク製造に生かすという。
バンダイによると、バンダイナムコグループでこの飛沫防護マスクを生産するのは初めて。一般向けマスクについては、バンダイが子供向けにキャラクターをプリントした製品を手掛けているという。
また、菊名記念病院(横浜市)と東京都医師会に計1万セットの飛沫防護マスクを寄付することも決めている。
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