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若者の87%、外出自粛を実行――「普段通り外出」はわずか2.8%:75%「日本人は自粛要請を軽視」(2/2 ページ)
新型コロナ受け17〜19歳の87%が「外出自粛を実行」。75%は「日本人は自粛要請を軽く見ている」とも回答。日本財団が調査した。
若者の半数以上「日本は危機感薄い」
さらに「各国と日本で(新型コロナ関連で)どんな違いがあったか」(複数回答可)と聞いたところ、65.4%が「危機感が薄かった」と回答。「外出自粛要請を日本人は軽く受け止めているという指摘をどう思うか」という質問にも75.6%が「そう思う」と回答しており、大人や社会のコロナ対応に若者は意外と厳しい目を向けているようだ。
若年層に大きな影響を与えている「休校、入学式・卒業式の縮小や中止」への考えも聞いたところ、91%が「やむを得ない」と答えた。
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