ココイチが300円弁当の販売期間を延長 餃子の王将やデニーズでも応援企画を続行:ニコニコエール弁当
ココイチが子どもがいる家庭向けの食事支援策を延長。「ニコニコエール弁当」(税込300円)を5月7日から販売している。同様の動きは餃子の王将やデニーズでも。
「カレーハウスCoCo壱番屋」(ココイチ)を運営している壱番屋は、4月9日から販売していた「エール弁当」(税込300円、以下同)の内容を一部見直し、「ニコニコエール弁当」(300円)として5月7日から全国の店舗で販売している。
エール弁当は、小学校以下の子どもがいる家庭の食事を支援するために企画された持ち帰り専用商品。ニコニコエール弁当は、政府が緊急事態宣言を延期したことを受けて新たに開発された。「ニコニコエール弁当A」は甘口カレー(ライス200グラム)、フライドチキン2個、クリームコロッケ(カニ入り)1個。「ニコニコエール弁当B」は、甘口カレー(ライス200グラム)、フライドチキン2個、ソーセージ2本となっている。1回の注文で3個まで購入可能で、子どもが来店する必要はない。
餃子の王将やデニーズも続行
ココイチと同様の動きは他のチェーンでも見られる。
餃子の王将では3月9日〜5月6日に「お持ち帰り専用お子様弁当」(270円)を販売していたが、販売期間を5月31日まで延期した。同商品はギョーザ2個、鶏の唐揚2個、ソーセージ2本、ライス(中)となっており、中学生以下の子どもがいる家庭向けとしている。
デニーズはテークアウト限定で、お子さまメニューを半額にするキャンペーンを5月31日まで延期した。
キッチンオリジンとオリジン弁当は、中学生以下の子どものために購入する弁当を本体価格から100円引きするキャンペーンを3月13日から実施していたが、4月1日以降も当面の間、延期するとしている。
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