ニュース
サイゼリヤが一部店舗でボトルワインの持ち帰り販売を開始 1人1本まで:期間限定
サイゼリヤが一部店舗でボトルワインのテークアウト販売を開始。コロナ禍の救済措置として国税庁が打ち出した「期限付酒類小売業免許」を取得した。
サイゼリヤは6月5日、一部店舗でボトルワインのテークアウト販売を開始した。11月末頃までの期間限定。
対象商品は、「マグナム(1500ml)」(白・赤ともに税込1100円)など、グランドメニューに記載されているボトルワイン全品。持ち帰りできるのは1人1本までとなっている。同社が酒の持ち帰り販売を行うのは初めて。
販売するのは東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県にある17店舗だが、対象店舗を今後拡大するかどうかは「検討中」(広報担当者)だという。
酒の販売が可能になったのは、コロナ禍の救済措置として国税庁が打ち出した「期限付酒類小売業免許」を取得したため。サイゼリヤは自宅で食事するニーズが高まっていることを受け、4月20日から持ち帰り可能な商品を段階的に増やしている。
関連記事
- サイゼリヤが持ち帰りメニューをさらに拡充 1740円の限定商品も登場
サイゼリヤが持ち帰り商品を拡充。新型コロナへの対応を急ぐ。1740円の限定商品も登場した。 - お客が300万人増えないと割にあわない!? サイゼリヤがキャッシュレス決済導入に慎重になる理由を考察
キャッシュレス決済を導入する飲食店が増えている。大手チェーンの中でサイゼリヤは導入に慎重な姿勢だ。その理由をビジネスモデルから考察する。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - “アベノマスク”は不要? アパレル大手の夏向けマスクが軒並み好調なワケ
新型コロナの影響でアパレルチェーンが苦戦している。一方、各社は相次いでマスクの製造・販売に乗り出している。技術力を背景にした機能性が支持されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.