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セブンがかつ丼や牛丼をリニューアル 紙製容器を新たに採用:プラスチック削減
セブンがチルド弁当のかつ丼や牛丼をリニューアルする。同時に、プラスチック使用量を削減するため容器の本体を紙製に切り替える。
セブン‐イレブン・ジャパンは6月8日、全国のセブン‐イレブンでチルド弁当のかつ丼や牛丼をリニューアルするとともに、容器の本体をプラスチック製から紙製に切り替えると発表した。6月9日から首都圏の店舗で容器の素材を切り替え、全国に拡大していく。
紙製容器に切り替えるのは「特製牛丼」(税別398円、以下同)、「味しみ特製ロースかつ丼」(498円)、「1/2日分の野菜!9種具材の海鮮中華丼」(460円)、「こだわり玉子たっぷり!特製親子丼」(370円)の4種。1年間で約800トンのプラスチック使用量を削減できると見込んでいる。
チルド弁当は、定温弁当と比べて味や彩りがよくなるだけでなく、鮮度が長持ちすることが注目されており、大手コンビニでは取り扱いアイテム数を増やしている。
セブンは、5月にサラダシリーズ「カップデリ」をリニューアルするのにあわせて容器のプラスチック使用量を削減したり、「セブンプレミアム ゴールド 金のミルクアイス/マーブルチョコアイス」の容器を紙に変更したりしている。
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