ニュース
串カツ田中の「プレミアムフライデー」が復活 コロナ禍で一時中断していた:ソースの提供方法も変えている
串カツ田中がコロナ禍で一時中断していたプレミアムフライデーのキャンペーンを復活させる。ソースの提供方法も変えている。
串カツ田中ホールディングス(HD)は6月22日、新型コロナウイルスの影響で中止していた串カツ田中のプレミアムフライデーを6月26日に再開すると発表した。一部地域を除く店舗を午後3時に開店し、串カツほぼ全品を100円(税別)で提供する。
串カツ田中は2017年1月から、消費者に「月末金曜日=串カツ田中」と認識してもらうため、毎月さまざまな企画を実施してきた。取り組みを継続した結果、知名度が上がり、月末金曜日には売り上げ・客数でプラスの影響が出ていたという。
緊急事態宣言が解除された後、串カツ田中では政府が提唱する「新しい生活様式」に対応するよう、運営方法を変更してきた。例えば、6月12日からは串カツ田中全店舗でソースの提供を見直した。串カツを容器内のソースにつける方式から、ソースディスペンサーで串カツにかける方式にしている。
串カツ田中HDは「いち早く活気を取り戻す活動に着手し、外食業界が明るく前向きになるきっかけになることを狙います」としている。
関連記事
- スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 「生ビール190円」の原価率は85%? お客が3杯飲んでもしっかり利益が出る仕組みとは
「生ビール1杯190円」という看板を見かける。安さでお客を引き寄せる戦略だが、実は隠されたメリットもある。どんな狙いがあるのか。 - 家賃が200万円もするのにスタバがもうかる理由
スタバは大都市の一等地に多くの店舗を構えている。1杯数百円のコーヒーを販売しており、店に長居するお客も多い。家賃が200万円以上するような場所でも利益が出せる秘密とは? - レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - 「どさん子ラーメン」は今…… 急成長から衰退までの経緯と復活のシナリオに迫る
札幌みそラーメンの“伝道師”として急成長した「どさん子ラーメン」。かつては1000店以上を展開していたが、マネされるのも早かった。“衰退”したと思われている一方で、復活に向けた動きもある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.