幸せな生活を送るのに「家の広さ」は関係ない? 一人暮らしをしている20代の男女:間取り「1K」がトップ
現在、一人暮らしをしている社会人はどんなところに住んでいるのか。幸せな生活を送るために最小限必要だと思う間取りを聞いたところ……。
一人暮らしをしている20代の男女は、どんなところに住んでいるのだろうか。現在の住まいの間取りと一人暮らしの社会人が幸せな生活を送るために最低限必要だと思う間取りを聞いたところ、現在の住まい・最低限必要ともに「1K」(現在44.4%、最低限40.6%)を挙げる人が最も多いことが、アットホームの調査で分かった。
「1DK」(11.1%、21.5%)と「1LDK」(13.8%、20.5%)は、現在よりも最低限必要が上回っていることから、より広いリビングやダイニングを求めている人が多いようだ。ただ、広さを聞いたところ、現在の平均は23.7平方メートルに対し、最低限必要は同23.5平方メートル。「一人暮らしの社会人にとって家が広いかどうかは、幸せな生活を送るための必須の条件ではないようだ」(アットホーム)
築年数については、どのように考えている人が多いのだろうか。現在の住まいの築年数(入居時)は平均14.4年に対し、最低限許容できる築年数は同18.6年。最低限許容が4.2年上回った。ちなみに、築浅(新築または5年以内)しか許容できない人は11.5%。
現在の住まいから最寄り駅までの徒歩分数を聞いたところ、平均13.3分。最低限許容できるのは同13.9分。次に、片道の通勤時間を尋ねると、現在の平均は31.4分に対し、最低限許容は同38.0分だった。
インターネットを使った調査で、現在一人暮らしをしている20代の男女414人が回答した。調査期間は3月19日から21日まで。
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