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「めがね装着型マウスシールド」が登場 「フェースシールドは大げさ」の声を受けて開発:岐阜市のメーカーが開発
「めがね装着型マウスシールド」が登場した。めがねやサングラスに簡単に取り付けられる。顔全体を覆うフェースシールドに不満を持つ人向けに岐阜市のメーカーが開発した。
ベビーカーや電動車いすなどの製造・販売を手掛けるキュリオ(岐阜市)は7月3日、「めがね装着型マウスシールド」(10枚入り、税込2200円)の販売を自社Webサイトで開始すると発表した。
めがね装着型マウスシールドは、めがね、サングラス、ゴーグルなどのツルに差し込むだけで使用できる商品。5カ所の調整スリットで、シールドを好みの位置に動かせる。
PP樹脂のみというシンプルな構造で、従来の顔全体を覆うフェースシールドと比べて大幅なコストカットを実現した。また、消毒・洗浄をして再度利用できる。
キュリオは4月から約5万枚のフェースシールドを販売してきた。また、6月からは工場や屋外作業などをする人向けのヘルメット装着型シールドを約20万枚販売してきたという。
同社には「接客時、顔全体を覆うフェースシールドだと大げさすぎてお客さまに警戒心や圧迫感を与えてしまう」「フェースシールドでは視界の確保が困難で危険な上に、声がくもってお客さまへの案内に支障がある」「フェースシールドでは見た目が大げさすぎる」といった声が寄せられたため、めがね装着型マウスシールドを開発することにした。
想定する利用者はバスやタクシーの運転手、手話通訳者、セミナー講師、学校教員、スポーツ指導者、小売り店の従業員など。
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