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紙製容器に入れた持ち帰りラーメンを提供 米国生まれの「黒帯」を力の源が出店:持ち帰りも可能
8月に米国発のラーメン店「黒帯」がオープンする。「一風堂」などを展開する力の源ホールディングスが手掛ける。紙製容器に入れてラーメンを提供するので持ち帰りも可。
大手ラーメンチェーン「一風堂」などを展開する力の源ホールディングス(福岡市)は、8月4日にオープンする商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」(東京都渋谷区)のフードホール内に、「黒帯MIYASHITA PARK店」を出店すると発表した。
黒帯は鶏白湯(とりぱいたん)のラーメンが主力商品のブランドで、2014年に米国で誕生した。現在は米国で6店舗、シンガポールで1店舗をそれぞれ展開している。また、陶器の丼ぶりではなく、持ち運びしやすいように紙製の容器にラーメンを入れて提供するのが特徴。フードホール内だけでなく、自宅や職場などでも楽しめるようになっている。
日本第1号店で提供する看板商品は、鶏白湯スープに太いちぢれ麺を合わせ、鶏チャーシュー、半熟煮卵、ネギ、フライドオニオンチップをトッピングした「黒帯」(税別890円、以下同)。その他にも、サイドメニューとして「フライドポテト」(430円)や「鶏餃子(4個入り)」(390円)などを用意した。
新型コロナウイルスの影響で、消費者が自宅で食事をする機会が増えている。そのため、幸楽苑では5月21日からラーメンを含むほぼ全商品をテークアウトできるようにした。また、丸亀製麺も同月27日から、うどん、いなり、丼、トッピングの持ち帰り販売を開始した。麺類のテークアウトは日本の消費者に支持されるか。
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