単身者はどこを選んだ? 住みたい街ランキング:順位を落とした街
一人暮らしをしている独身の20〜30代は、どのような街に住みたいと考えているのか。今、住みたい街を聞いたところ……。FJネクスト調べ。
実家を離れて一人暮らしをしている独身の20〜30代は、どのような街に住みたいと考えているのだろうか。今、住みたい街を聞いたところ、調査開始の2018年から3年連続で「吉祥寺」であることが、FJネクストの調査で分かった。「吉祥寺」を選んだ人からは「おしゃれな街」といった声のほかに、「公園がある」「都会過ぎない」といった理由があった。
2位は「横浜」。4位(18年)→3位(19年)→2位と着実に順位を上げていて、「首位の座を狙う位置につけた」(FJネクスト)。3位は「新宿」、4位は「恵比寿」。両街は調査開始以来常にトップ3内にランクインしていて、人気が安定している。
上昇した街の中で気になったのは、前年7位からトップ5位入りした「恵比寿」と、12位から7位になった「東京」。「恵比寿」を挙げた人からは「おしゃれ」というキーワードが多く、「東京」を選んだ人からは「会社が近い」「交通の便がよい」といった理由が目立った。また、恵比寿の隣に位置する「代官山」も前年27位から17位に。「代官山」と答えた人からは「素敵」という声のほかに、「静か」「落ちついている」などの意見もあった。
一方、前年トップ10に入っていた街で順位を下げたのは「池袋」と「下北沢」。「池袋」は前年5位から9位に、「下北沢」は8位から11位に。ちなみに、今年3月に開業した新駅「高輪ゲートウェイ」を挙げたのは、わずか1人だった。
インターネットを使った調査で、首都圏で一人暮らしをしている独身20〜30代の男女2000人が回答した。調査期間は6月10日から12日まで。
関連記事
- 足場を「20センチ」高くしただけで、なぜ売り上げがどんどん伸びたのか
工事現場などで使われる「足場」、その高さをご存じだろうか。主流は170センチ。日本人の平均身長は170センチを超えているのに、なぜその高さなのか。大阪に拠点を置く「タカミヤ」が高さ190センチの足場を開発したところ、現場では……。 - 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。 - 関東の「住みたい街」ランキング、1位は3年連続で……
リクルート住まいカンパニーは、2020年版の「SUUMO住みたい街ランキング 関東版」を発表。1位は3年連続で「横浜」だった。 - 「住み心地がいい街」ランキング 首都圏の人に聞いた1位は?
大東建託は、首都圏在住者に調査した「街の住みここちランキング2019<首都圏版>」を発表。総合トップは「広尾」だった。 - 6畳弱の狭い物件に、住みたい人が殺到している理由
6畳弱の狭い物件が人気を集めていることをご存じだろうか。物件名は「QUQURI(ククリ)」。運営をしているピリタスの社長に、その理由を聞いたところ……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.