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街中で客のマスクが広告に変身! 「アドノマスク」キャンペーン:歩く広告塔
関西を中心にPR支援事業を行っている会社が、ちょっとユニークな取り組みを展開している。サービス名は、通称「アドノマスク」キャンペーン。どんな内容かというと……。
マスクに企業広告のシールを貼ってくれた客に、お礼のサービスを提供――。関西を中心にPR支援事業を行っているラプレ(大阪)が、ちょっとユニークな取り組みを展開している。サービス名は、通称「アドノマスク」キャンペーン。7月22日から大阪の企業と取り組んでいて、じわじわ広がりを見せている。
新型コロナウイルスの感染拡大を警戒し、街中を歩く人の多くはマスクを着用している。白色の使い捨てマスクを使用している人が多いことを受け、同社は「白いマスクのスペースを活用できないかと考え、このキャンペーンを企画した」という。
企業の広告(advertisement・アドバタイズメント)入りのマスクを客が着用すれば、“歩く広告塔”としてその会社をPRすることになる。お礼として、会社は客に何らかのサービスを提供するという仕組みだ。キャンペーンに参加している鉄板食堂tekkote(てっこて)はワンドリンクを、とんぼりリバークルーズはクリアファイルを、それぞれ提供している。
キャンペーンスタート時には、大阪に本社を置く5社が参加。現在、数社から本企画に参加したい声が届いているという。「マスクで感染を予防しながら、白いマスクのスペースを有効活用し、大阪の企業の知名度アップを図っていくことができれば」(同社)としている。
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