クレカ顧客満足度、楽天カードが複数部門トップに JDパワー調査
J.D.パワー ジャパンは8月25日に、2020年のクレジットカード顧客満足度調査の結果を発表した。無料カード含む複数部門で楽天カードがトップ。また、年会費1万円未満ではエポスカード、年会費2万円以上ではトップはJCBカードだった。
J.D.パワー ジャパンは8月25日に、2020年のクレジットカード顧客満足度調査の結果を発表した。「クレジット機能」「ポイントプログラム」「会員向けサービス／特典」「手続き・サポート」「年会費」のそれぞれについて、ユーザーの評価を元に総合満足度スコアを算出した。
年会費無料部門でトップは楽天カード
年会費無料部門でのトップは、楽天カードだった。「ポイントプログラム」と「会員向けサービス／特典」の2つについて最高評価だった。2位はJCBカードで、「クレジット機能」について最高評価だった。
年会費1万円未満部門では、1位はエポスカードだった。3年連続の受賞で「クレジット機能」「年会費」「手続き・サポート」の3要素で最高評価となった。2位は楽天カード。「ポイントプログラム」「会員向けサービス／特典」について最高評価だった。3位には、au PAYカード（旧 au WALLET クレジットカード）が入った。
年会費1万円以上2万円未満部門では、楽天カードが3年連続のトップだった。「クレジット機能」「ポイントプログラム」「会員向けサービス／特典」「手続き・サポート」の4要素で最高評価となった。2位にはdカード、3位にはセゾンカードが入った。
年会費2万円以上の高級カードでは、JCBカードが2年連続のトップとなった。「クレジット機能」「会員向けサービス／特典」「年会費」「手続き・サポート」の4要素で最高評価を取った。2位はエポスカードで「ポイントプログラム」要素で最高評価、3位にはアメリカン・エキスプレスが入った。
今回の調査はコロナ禍に伴う緊急事態宣言下の5月上旬に行われた。キャッシュレス・ポイント還元事業もあり、従来クレジットカード利用が少なかったスーパーやコンビニでも利用するユーザーが増えた。月に1回以上の頻度で利用した場所については、スーパーは前年から6ポイント増加し46％、コンビニは7ポイント増加して30％だった。
調査対象は個人向けクレジットカードを持つ全国の20〜69歳男女1万1097人。複数カードを保有している場合、メインカードと自覚しているカードについて評価を聞いた。
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