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パソナ、本部機能を淡路島に 総務など1200人が移転:BCP対策
パソナグループが、東京の本部機能を兵庫県淡路島の拠点に分散し、段階的に移転する。2023年度末までに、本社にいる約1800人のうち約1200人を淡路島に移す計画だ。
パソナグループは9月1日、東京の本部機能を兵庫県淡路島の拠点に分散し、段階的に移転すると発表した。2023年度末までに、本社にいる約1800人のうち約1200人を淡路島に移す計画だ。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、リモートワークなど場所にとらわれない働き方が広まる中、BCP(事業継続計画)対策も兼ねて移転する。
対象部門は、人事(採用、教育、給与計算など)、広報、総務、財務経理の他、新規事業開発、ITシステム部門、社内のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する部門、経営企画なども含む。外部企業の業務を請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)や、他社のDXを手助けする部門、インサイドセールスを担当する部門も、淡路島に拠点を設ける。
休暇を取りながらテレワークをする「ワーケーション」の専用施設も併設。外部企業の社員も使えるようにし、新しい働き方を提案していく。
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