15年連続トップの「吉祥寺」は? 首都圏の住みたい街ランキング:住環境重視
長谷工アーベストは首都圏に住んでいる人を対象に「住みたい街(駅)ランキング」調査を実施し、その結果を発表した。15年連続トップの「吉祥寺」は……。
長谷工アーベストは首都圏に住んでいる人を対象に「住みたい街(駅)ランキング」調査を実施し、その結果を発表した。新型コロナウイルス感染拡大後のランキングを見ると、「横浜」が初の1位に。調査開始以来15年連続で1位は「吉祥寺」だったが、今回は2位。3位は2年連続の「大宮」と、昨年9位だった「浦和」という結果に。
「横浜」を選んだ人からは「デパートなどの大きな商業施設も充実しているし、少し歩けば海がある街並みも好き。都心も湘南方面も両方行きやすい」(女性30代)、「複数路線が通っていて、都心にも30分くらいで出られるので便利。商業施設も多く、買い物は横浜だけで困らない」(男性30代)といった声があった。
5位に「立川」「三鷹」「恵比寿」が入って、8位「品川」、9位「池袋」「船橋」と続いた。昨年比で見ると、「浦和」「立川」「三鷹」が初のトップ5位入り。「郊外ながら都心アクセスが良好で、商業施設が充実している『郊外中核の街』が多くランクインした」(長谷工アーベスト)
都市別ランキングの1位を見ると、東京23区が「恵比寿」、東京市部が「吉祥寺」、神奈川が「横浜」、埼玉が「大宮」、千葉が「船橋」。住みたい理由を聞いたところ「密度のある街よりも、自然のある街がよい」「通勤時間よりも、住環境を重視したい」などの声が聞かれ、「『街・住環境』の重視点に変化が生じている様子がうかがえた」(同)
インターネットを使った調査で、首都圏に在住する男女2775人が回答した。調査期間は7月16日から26日まで。
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