ホンダ、業務用バイクのコネクテッドサービスを開始 稼働状況をリアルタイムで可視化、効率化を提案:ベンリィやスーパーカブなど
ホンダは10月、配達などの業務用として活用する二輪車の管理・運用ができるコネクテッドサービスを開始する。車両の稼働状況などをリアルタイムで可視化することで、二輪車の効率的な運用につなげる。
ホンダは9月24日、配達などの業務用として活用する二輪車の管理・運用ができるコネクテッドサービス「Honda FLEET MANAGEMENT(ホンダ フリートマネジメント)」を10月に開始すると発表した。車両の稼働状況などをリアルタイムで可視化することで、二輪車の効率的な運用につなげる。ビジネスに二輪車を導入する企業向けにサービスを提供する。
このサービスでは、車両に車載通信機を取り付けることで、業務に使われる二輪車の位置情報や加速・減速などの運転状況を把握。位置情報を効率的な配車と迅速なサービス提供などに利用できるほか、急加速や急制動の回数をモニタリングして可視化することで、安全運転指導にも活用できる。
また、走行日時、訪問場所、走行距離、1日の走行ルートなどを記録した日報の自動作成もできる。車両ごとに保険や点検などの情報管理もしやすくなる。
あらかじめ登録した地点に接近、通過、到着した際に管理者にメールで通知する機能も備える。地図上に仮想のエリアを設け、そのエリアに接近すると通知する仕組みだ。
主な対応機種は「ベンリィ e: I」「ベンリィ e: II」などの電動二輪車や「スーパーカブ50」「スーパーカブ110」「ベンリィ」などのガソリンエンジン車。車載通信機が装着可能なホンダ二輪車となる。1台当たりの月額利用料金(税込)は、契約年数1年の場合は2200円、2年で1980円、3年で1870円、4年で1760円となる。
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