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食品スーパーのサミット、33年ぶりに「正月三が日」休業 社員の元気を充電:例年は1月2日まで休み
食品スーパーのサミットが2021年1月1〜3日に休業する。正月三が日に休業するのは33年ぶり。コロナ禍でも勤務を続けた従業員やその家族に報いる。
首都圏を中心に食品スーパーを展開するサミット(東京都杉並区)は9月28日、ほぼ全店を2021年1月1〜3日に休業すると発表した。同社が正月三が日に休業するのは、33年ぶりだという。
新型コロナウイルスの影響により、従業員は「日々さまざまな不安と戦いながら頑張っている」(サミット)。従業員だけでなく、その家族やパートナーに感謝するため、例年より1日多い1月3日までを正月休みとする。
正月3が日に休業するのは112店舗の予定で、ショッピングセンターへの出店店舗など一部店舗は対象外。21年1月4日から通常営業を行う。
マツモトキヨシホールディングスなどの大手チェーンは、新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも勤務を続けた従業員に報いるため、特別手当などを支給してきた。
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