ナイキのシューズをイメージしたスポーツパーク、豊洲に期間限定オープン:2021年9月まで
三井不動産レジデンシャルとナイキジャパングループは10月10日、さまざまなスポーツが楽しめる新スポーツパークを約1年間の期間限定で東京・豊洲にオープンする。設置期間は2021年9月20日まで。ナイキの代表的なシューズをイメージしたエリアがある。
三井不動産レジデンシャルとナイキジャパングループは9月28日、さまざまなスポーツが楽しめる新スポーツパークを約1年間の期間限定で東京・豊洲にオープンすると発表した。設置期間は10月10日〜2021年9月20日。幅広い世代が体を動かせる公園が東京に少ないことから、無料で利用できる屋外スポーツ施設を設置。東京の湾岸エリアの地域コミュニティー形成にもつなげる。
施設の名称は「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT×ART」で、東京都江東区豊洲に開設。敷地面積は6995平方メートル。
パーク内は6つのエリアに分かれており、それぞれ各年代を代表するナイキのシューズをイメージしたデザインを表現している。
パーク全体を取り囲むランニングトラックは、1960年代の歴史あるシューズ「CORTEZ(コルテッツ)」からデザイン。トラックには、ナイキの前身である「ブルーリボンスポーツ」のロゴもあしらっている。広場のデザインは、70年代の「WAFFLE TRAINER(ワッフルトレーナー)」をイメージ。遊具を設置しているほか、ヨガやダンスなどのアクティビティーができる広場となっている。ジャングルジムのデザインは、80年代の「LAVA HIGH(ラバハイ)」から。ボルダリングから着想した立体ジャングルジムで、どの方向からも登ることができる。
3x3のバスケットコートは、90年代の「AIR RAID(エアレイド)」をイメージ。カラフルなコートデザインが特徴だ。スケートボードプラザは、2000年代の「SB DUNK(SBダンク)」をイメージ。ステア、バンク、ボックス、レールなどストリートのあらゆる要素が詰まったスケートボード場となっている。パーク内の全てをエリアを一望できる高台もあり、そのデザインは2010年代に大きく進化した「AIR MAX(エアマックス)」をイメージしている。
また、施設内では年齢や性別、競技経験、障害の有無などに関係なくスポーツを楽しめるように「インクルーシブデザイン」を取り入れている。車いすに乗ったまま遊べる回転遊具やジェンダーレストイレなど、幅広い人が快適に使用できる設備のほか、子どもが自ら考えて楽しむ経験ができる遊具なども取り入れている。
期間限定施設であることを考慮し、ランニングトラックやバスケットボールコートなどのフロア素材の約25%に、ナイキ製品の製造工程で発生する余剰製造素材や使用済み製品を再利用した素材を使用している。
入場は無料だが、利用にはナイキアプリからの事前登録が必要となる。
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