リコー、光や香りで創造性を高める次世代ワークプレイス開設:「はたらく」を研究する場
リコーは「はたらく」を研究する施設として、次世代ワークプレイス「3L(サンエル)」を11月2日に開設する。研究の第一弾として、チームの創造性を引き出す次世代会議空間を実装する。
リコーは11月2日、「はたらく」を研究する施設として、社内外の起業家やクリエイターに向けた次世代ワークプレイス「3L(サンエル)」を東京都大田区に開設する。
3Lは、リコーが創業100周年に向けて掲げる「“はたらく”に歓びを」の実現に向けた取り組みの一環。デジタル技術を活用し、対面・非対面を組み合わせた次世代の「はたらく」を実践する場所だとしている。館内には、会議室や個人ワーク用の集中スペースのほか、リラックスして歓談ができるバーなどを設置し、働くよろこびが生まれる過程や、働きやすい空間を分析、実証する施設を目指す。
研究の第一弾として、チームの創造性を引き出す次世代会議空間「RICOH PRISM(リコー プリズム)」を実装する。通常の会議室とは異なり、空間に滞在する人の感情や考えを光で映し出し、感覚を刺激するために音や香りで空間を演出するという。また今後は、ソーシャル経済メディアのNewsPicksと協力し、ワークショップなども予定している。
来館するにはアプリでの予約が必要となる。館内では専用のデバイスを装着し、滞在する人や場所を分析する。また、館内で行われる活動データは各フロアのサイネージやアプリで確認することができ、来館者同士の新たなつながりや、チームの創造性を高める支援をしていくという。
リコーは、機械ができることは機械に任せ、人はより創造性のある仕事ができるようにと、1977年にOA(オフィス・オートメーション)を提唱。2017年には、創造力を支え、ワークプレイスを変える「EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES」を顧客への提供価値として定めている。広報担当者によると、現在3Lは11月の開設に向けた試験運用中で、今後、試験運用の結果を踏まえて施設の詳細などを公表していくという。
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