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ワークマン 女性向け店舗の全国展開決定「前評判が非常に高い」 10年間で400店の出店見込む
ワークマンは、新業態「#ワークマン女子」を全国展開すると発表した。作業服や作業用品を扱わない一般客向けの店舗の名称を「#ワークマン女子」に統一し、路面店を中心に10年間で400店舗の出店を見込む。
ワークマンは、10月16日に商業施設のコレットマーレ(横浜市)に出店する新業態「#ワークマン女子」を全国展開すると発表した。作業服や作業用品を扱わない一般客向けの店舗の名称を#ワークマン女子に統一し、路面店を中心に10年間で400店舗の出店を見込む。
#ワークマン女子は、作業服を扱う従来店から転換ができないため、全て新規出店で対応するという。当面は、女性用製品の充実と人気製品のジュニアサイズ化を進め、次の出店は21年春を見込んでいる。また同社は、女性製品を拡大させるため女性製品開発人員の強化も図るという。路面新店の初年度の売り上げは2億円を見込んでいる。
同社は現在、東京の区部と近郊、地方の県庁所在地で7店舗の出店を交渉しているという。当初は年間20店舗の出店から始め、ピーク時には年間約50店舗の出店を目指す。10年後には、ワークマン200店、#ワークマン女子400店、従来のワークマンからの転換を含めて、WORKMAN Plus(ワークマンプラス)900店の体制を見込んでいる。
10月16日に開店する#ワークマン女子は、女性専用売場40%、ユニセックス20%、男性専用40%とするなど、同社として初めて女性客をメインターゲットとした店舗となる。同社は当初、1店舗のみのコンセプトストアと位置付けていたが「前評判が非常に高く、全国展開を決定した」という。
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