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コロナ禍で「焼きいも」が売れまくり! 価格が倍の商品も好調、ローソンストア100の分析結果は?:消費者の行動が変化(2/2 ページ)
ローソンストア100で焼きいもの販売が好調だ。背景にはコロナ禍による消費者の行動変化があると同社では分析している。
価格が2倍の安納芋も人気
ローソンストア100では、5年前から安納芋(200円)も販売しているが、こちらの売れ行きも好調だ。今年になって販売を開始してから前年比1.2倍のペースで売れており、「好調な滑り出し」(広報担当者)。鹿児島県種子島産のいもを使用しており、ねっとりとした食感とクリーミーな味わいが特徴だという。
毎年、安納芋は焼きいもの1割程度しか売れないが、若い世代に支持されているのが特徴だ。安納芋を購入するお客のうち40歳未満が21%を占める。一方、焼きいも購入者のうち40歳未満の割合は17%だ。ちなみに、購入層の男女比は焼きいもと安納芋がともに女性65%、男性35%となっている。
大手小売りチェーンにとって、焼きいもは季節感を演出できるアイテムだ。例えば、ドン・キホーテでは人気商品の1つになっている。また、スーパーのマルエツ(東京都豊島区)では通年販売している店舗もあるという。
コロナ禍で焼きいもの販売量はどこまで増えるのか。
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