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高島屋、21年の「福袋」は予約販売に 店頭販売中止で混雑緩和へ:年内に予約を受け付け
高島屋は、2021年の「福袋」の販売方法を予約販売に変更する。年内に予約を受け付け、年始の店頭販売は行わない。新型コロナウイルスの感染対策として、例年混雑する福袋売り場を設けないことで“密”を作らないようにする。
高島屋は10月19日、2021年の「福袋」の販売方法を予約販売に変更すると発表した。年内に店頭やWebサイトで予約を受け付け、年始の店頭販売は行わない。新型コロナウイルスの感染対策として、例年混雑する福袋売り場を設けないことで“密”を作らないようにする。
例年は、初売りの1月2日と3日に店頭で福袋を販売していた。21年の福袋販売は、「3つの『密』をつくらない販売方法」(同社)として予約制に変更。12月2日から店頭とWebサイトで予約を受け付ける。
店頭での予約は、日本橋店、新宿店、玉川店、立川店、横浜店、大宮店、柏店、高崎店、大阪店、堺店、泉北店、京都店、洛西店、岐阜店、岡山店の計15店舗で受け付ける。受け付けは12月28日まで。福袋は12月18日〜31日、または21年1月4日以降に店頭で手渡す。
Webサイトでの予約販売は、受け取れる店舗が横浜店、大阪店、京都店の3店舗のみとなる。予約は12月25日までで、1月4日以降に店頭で福袋を手渡す。
加えて、配送で届けるWeb販売の福袋も1000種類以上用意。注文日やブランドによって異なるが、年内または年明けに配送する。
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