イトーヨーカドー、400種類をそろえる「マスクの森」を全店に展開:温かさ感じるマスクも
イトーヨーカ堂は、最大400種類以上のマスクと関連グッズを集めた売り場「マスクの森」を全国134店舗で展開する。日常使いできる商品からファッション性の高い商品まで、幅広い用途に対応するマスクを取りそろえる。
イトーヨーカ堂は10月20日、最大400種類以上のマスクと関連グッズを集めた売り場「マスクの森」を全国134店舗で展開すると発表した。日常使いできる商品からファッション性の高い商品まで、幅広い用途に対応するマスクを取りそろえる。新型コロナウイルスの影響で必需品となったマスクの専門売り場を設けることで、多様化するマスクの需要を取り込む。
「マスクの森」は、9月にリニューアルした、たまプラーザ店に開設していた。10月21日からは設置店舗を全国に広げ、衣料品を取り扱うイトーヨーカドー店舗を中心に順次展開する。
売り場では、大人用から子ども用まで、さまざまな使用シーンに応じたマスクを販売。一般的な不織布マスクのほか、冬季に向けて発熱効果がある布マスクなどをそろえる。
例えば、肌に触れたときに温かく感じる発熱素材を使用し、伸縮性と弾力性もある「ホットフィットマスク」(3枚入り、税別580円)などを用意。イトーヨーカ堂創業100周年特別デザインとして、公式キャラクターの「ハトソン探偵団」をあしらった「ハトソン探偵団 遠赤保温マスク」(税別790円)も11月1日から販売する。遠赤外線を放出する加工を施しており、保温性に優れているという。
マスク売り場の設置に加えて、衣類やタオルなどの「抗ウイルス加工商品」の品ぞろえも強化する。繊維上の特定のウイルスを99%以上減少させる加工を施している。婦人・紳士向けパンツ、肌着、ハンカチ、手袋に加えて、11月にはカジュアルアウター、ビジネスコートも発売する。
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