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“RPAのサブスク”、パーソルが開始 月額5万円から:定型作業を代行
パーソルテンプスタッフは10月27日、定型業務を自動化するRPAのサブスクリプションサービス「Robot+(ロボプラ)」の提供を始めた。請求書の処理や営業レポート作成などの業務を効率化したい企業に対し、RPAを用いた業務代行を行う。料金は1ロボ(1日4時間かつ1カ月80時間以内の作業)月額5万円から。
パーソルテンプスタッフは10月27日、定型業務を自動化するRPAのサブスクリプションサービス「Robot+(ロボプラ)」の提供を始めた。請求書の処理や営業レポート作成などの業務を効率化したい企業に対し、RPAを用いた業務代行を行う。料金は1ロボ(1日4時間かつ1カ月80時間以内の作業)月額5万円から。
対象の業務を調査し、自動化のプロセスを設計する。納品はCSV、Excel、PDFなど利用企業が希望する形式で行う。
導入企業は開発や運用にコストを掛からないため、小ロットから業務を自動化できる。業務量が増え、RPAを内製化したい場合は、パーソルテンプスタッフが導入をサポートする。
労働人口が減少する中、RPAは人手不足を解消する手段として注目されている。しかしMM総研の調査(2020年1月)によると企業の導入率は38%、中小企業に限定すると25%にとどまっている。パーソルテンプスタッフは、RPA導入に必要な費用や人員の負担を取り除き、サブスクとして提供することで利用企業の生産性向上や働き方改革を支援する方針だ。
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