ロイヤルホールディングス(HD)は10月27日、早期希望退職者を200人程度募集すると発表した。対象者はグループ内各社に在籍する50歳以上64歳以下の社員。12月に募集を開始し、2021年1月31日を退職日とする。退職者には特別退職金を支給するほか、希望者には再就職支援も行う。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、飲食業は厳しい状況に陥っている。コロナ収束の見通しが立たない今、外食需要減退の長期化は避けられず、リストラに踏み切る外食チェーンが続いている。
ロイヤルHDも、20年1月〜6月期の連結最終損益で131億円の赤字を計上するなど、収益が低迷。難局を乗り越えるための施策として、「要員の適正化を図る必要があるとの判断から、今回の早期希望退職者の募集を行うことを決議」(同社)したとしている。
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