ホンダ、新型「オデッセイ」発売 デザインを大幅刷新、初搭載「ジェスチャーコントロール」で利便性向上:手をかざしてドアを開閉
ホンダは11月6日、ミニバン「オデッセイ」のマイナーチェンジモデルを発売する。外観デザインを大幅に刷新したほか、装備の改良によって使い勝手を向上。手をかざすことでドアを開閉できる機能など、利便性を高めた装備を初採用した。
ホンダは11月5日、ミニバン「オデッセイ」のマイナーチェンジモデルを6日に発売すると発表した。外観デザインを大幅に刷新したほか、装備の改良によって使い勝手を向上。手をかざすことでドアを開閉できる機能など、利便性を高めた装備を初採用した。
オデッセイの現行モデルは5代目で、マイナーモデルチェンジは3年ぶりとなる。
今回の改良ではエクステリアデザインを大幅に刷新。フロントフェイスは厚みのあるフードと押し出し感のある大型グリルに変更。さらに、薄型のヘッドライトを採用することで、より力強く感じられるように仕上げた。また、前後のウインカーには、車両の内側から外側に向かって流れるように点灯するシーケンシャルターンシグナルランプを標準装備。先進的なイメージと高い被視認性を両立させたという。
インテリアでは、コンビメーターパネルの高精細フルカラー液晶パネルを3.5インチから7インチへと大型化。多彩な情報を分かりやすく表示できるようにした。また、使い勝手や質感を高める目的で、インストルメントパネルのデザインも変更している。
今回初採用した装備の一つが「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」。パワースライドドアの表面に流れる光に手をかざすことで、ドアを開閉できる機能だ。同社によると、国内でも初の機能になるという。
加えて、パワースライドドアが閉まり切るのを待たなくても、ドアが閉まった後に自動で施錠できる「予約ロック」も同社として初採用。急いでいるときなど、その場でドアが閉まるのを待機する必要がなく、離れた位置から施錠を確認できる。
また、上級グレードの「EX」タイプには、リアバンパーの下に足先を出し入れするだけで荷室のドアを開閉できる「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を装備している。
安全機能では「後方誤発進抑制機能」を新たに追加。後方に障害物があるときにアクセルペダルを踏みこんでしまった場合、パワーシステムを抑制することで急発進を防止する。
メーカー希望小売価格(税込)は、ガソリンエンジン車が349万5000円〜392万9400円。ハイブリッド車が419万8000円〜458万円。
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