「鬼滅の刃」年賀はがきに注文殺到で日本郵便が緊急対処 関連グッズの新たな販売方法を発表:11月20日に販売開始
日本郵便は「鬼滅の刃」関連商品の一部を、追加でカタログ販売すると決めた。ネットショップで予約を受け付けていた年賀はがきの注文数が想定を超えたため、発売日に買えないお客が出る可能性があると判断した。
日本郵便は11月12日、店頭および「郵便局のネットショップ」で販売する予定だった人気漫画「鬼滅の刃」関連商品の一部を、追加でカタログ販売すると発表した。
同社は10月29日から郵便局のネットショップで、「『鬼滅の刃』年賀はがき」のWeb申し込みを開始した。この商品は、1パック3枚入りで660円(税込)となっているが、広報担当者によると当初の想定を大きく上回り26万3041パックの注文があったという(11月6日午前9時時点)。広報担当者は「映画が公開されたことや、商品がメディアで紹介されたこともあり、注文数が伸びているのでは」と分析する。
鬼滅の刃に関連する年賀はがき、グッズ、フレーム切手は11月20日から郵便局窓口で販売を開始する予定となっていた。しかし、年賀はがきの注文状況を踏まえると、販売初日に郵便局を訪れても購入できない可能性があると同社は判断した。
そこで、関連商品のうち、「『鬼滅の刃』年賀はがきセット」と「オリジナル フレーム切手『鬼滅の刃』」を新たにカタログ販売することにした。郵便局の窓口で申込書を提出し、代金を支払うと後日自宅に郵送されるという。
また、通帳ケースやキーホルダーといったグッズについては、当初販売数が売り切れた場合、Webでの追加販売を行うとした。
日本郵便は「お客さまにはご迷惑をお掛けしますことを深くお詫びするとともに、ご理解いただきますようよろしくお願いします」としている。
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