くら寿司、「スマートくらレストラン」オープン 入店から退店まで非対面で利用できる仕組みとは:東村山店(1/2 ページ)
回転ずしチェーン「くら寿司」を運営するくら寿司は11月17日、入店から退店まで店員と対面せずに利用できる新店舗「くら寿司 東村山店」を開店した。くら寿司は、東村山店を、今後の標準店舗となる「スマートくらレストラン」の1号店としている。どのような設備が標準されているのだろうか。
回転ずしチェーン「くら寿司」を運営するくら寿司(大阪府堺市)は11月17日、入店から退店まで店員と対面せずに利用できる新店舗「くら寿司 東村山店」を開店した。くら寿司は同店を、今後の標準店舗となる「スマートくらレストラン」の1号店としている。どのような設備が設置されているのだろうか。
入店時は、入り口にあるタッチレス式の案内機で入店人数などを打ち込む。このパネルにはセンサーが付いていて、画面に直接触れずに、指を近づけるだけで操作ができる。
手続きが済むと、テーブル番号が記載された案内表が発券される。店内に設置しているディスプレイに番号が表示されるため、店員とやりとりすることなく席に移動することができる仕組みだ。
席でも非対面・非接触の機能が備え付けられている。ボックス席は他の客との間隔を確保するため、座席間の背もたれを高くした。また、席に設置しているタッチパネルに表示されるQRコードを読み込むと、スマートフォンの専用アプリから商品を注文できる。複数で入店した際は、それぞれのスマホから注文ができるため、席の位置を気にしたり、誰かがまとめてタッチパネルを操作したりする必要がない。
さらに、回転レーンにはカメラが取り付けられていて、取った皿やネタを自動でカウントする機能を搭載している。食事後は、テーブル席の投入口に皿を入れると、投入した皿の数とカメラで認識した数が合っているかを確認し、スマホ画面に皿の枚数が表示される仕組みとなっている。
関連記事
- くら寿司が「鬼滅の刃」をモチーフにした商品発売 タイアップ企画6月に続き2回目
くら寿司は「鬼滅の刃」のキャラクターをモチーフにした商品4品を期間限定で発売する。また、一部店舗では、従業員が登場キャラクターの法被を着用して業務にあたるという。6月に実施したタイアップ企画では、平日の売り上げが過去最高を記録した。 - 中華料理屋の大阪王将で「オムライス」が売れている 販売目標の150%超
大阪王将で「オムライス」が売れている――。大阪王将が期間限定で発売している「弾む焼豚 いつかの初恋オムライス」が、コロナ禍にもかかわらず目標の150%という人気ぶりだ。 - 富士そば、筋トレ好き層に向けた「筋肉もりもりそば」発売 その理由は?
富士そばが筋トレサポートメニュー「筋肉もりもりそば」(税込680円)を11月6日に発売する。コロナ禍で増えた筋トレ好き層に向けた新商品だ。そば店で筋肉……その理由は? - 日清食品が新たな宇宙食を開発 「U.F.O.」や「チキンラーメン」を野口聡一氏の携行品として提供
日清食品ホールディングスは開発した宇宙食4品が宇宙日本食に認証されたと発表した。4品を含む宇宙日本食7品が、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在予定の宇宙飛行士、野口聡一氏の携行品として提供される。いずれもISS内で給湯可能な70度程度のお湯で作ることができる。無重量空間で飛び散らないよう一口大の塊状麺を採用した。スープやソースも粘度を高めた。 - 作業服を扱わないワークマン 「#ワークマン女子」が目指すものとは
ワークマンが新たに展開する「#ワークマン女子」が開店前から注目を集めている。ワークマン初の女性をメインターゲットにした店舗だが、従来の店舗と何が違うのだろうか。実際に行ってみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.