くら寿司が「鬼滅の刃」をモチーフにした商品発売 タイアップ企画6月に続き2回目:劇場版公開記念
くら寿司は「鬼滅の刃」のキャラクターをモチーフにした商品4品を期間限定で発売する。また、一部店舗では、従業員が登場キャラクターの法被を着用して業務にあたるという。6月に実施したタイアップ企画では、平日の売り上げが過去最高を記録した。
大手回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司は、9月11日に人気漫画「鬼滅の刃」のキャラクターをモチーフにした寿司やサイドメニュー4品を期間限定で発売する。また、浅草ROX店(東京都台東区)など一部店舗では、10月31日までフロアスタッフが登場キャラクターの法被を着用して業務にあたる。
販売するのは「鬼滅の刃にぎり 三種盛り」(税込220円、以下同)、「炭治郎のぶっかけうどん」(308円)、「禰豆子のたっぷりベリーアイス(禰は「ネ+爾」が正しい表記)」(308円)、「乳酸菌ウォーター」(198円)の4種類。「鬼滅の刃にぎり 三種盛り」は作品に登場する善逸・炭治郎・伊之助をイメージし、子どもでも食べやすいネタを採用した。
また、皿5枚ごとに1回楽しめる景品付きゲームの「ビッくらポン」では、10月31日までの間、登場キャラクターのラバーアクセサリーや缶バッジなどが当たる。さらに9月11〜17日までは、数量限定でキャラクターのぬいぐるみやマフラータオルなどが登場するという。
子どもから大人まで幅広い世代に人気のある鬼滅の刃。マルハニチロの調査によると「回転寿司店とコラボしてほしいと思うアニメ」で第1位に選ばれているという。くら寿司では6月にも同作品とのタイアップ企画を実施し、平日の売り上げが過去最高を記録した。同社によると6月の企画は「プレキャンペーン」の位置付けだといい、今回はさらに内容を拡充している。前回同様、大人気作品とのタイアップでさらなる集客につなげたい考えだ。
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