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とんかつ専門店のかつや、カツなしの「牛生姜焼きカレー」を販売 期間限定メニューとして初の挑戦:トッピングで楽しめる
かつやは「牛生姜焼きカレー」(税別590円)を9月11日に期間限定で発売する。豚肉も揚げ物も使用しない商品は、期間限定メニューとして「かつや史上初」の取り組みだという。同社は「選べるわくわくを楽しんで」としている
とんかつ専門店「かつや」を運営しているかつや(東京都千代田区)は9月8日、「牛生姜焼きカレー」を9月11日に期間限定で発売すると発表した。豚肉も揚げ物も使用しない商品は、期間限定メニューとして「かつや史上初」の取り組みだという。価格は590円(税別)で在庫がなくなり次第、販売を終了となる。
同商品は「ボリュームのある商品を食べたいが、全て食べきれない」という声を基に開発したという。とんかつ専門店としてこだわってきた豚肉や揚げ物をあえて使用せず、トッピングとして客に選んでもらえるようにした。また、「チキンカツのせ牛生姜焼きカレー」(税別690円)も販売する。広報担当者は「新型コロナウイルスの影響で、家族の分もテークアウトで購入する機会が増えた。商品の選択肢を増やすことで、選べるわくわくを楽しんでもらえたら」と話す。
外出自粛によるテークアウト需要の高まりを受け、同社はボリューム感のある「全力飯弁当」を販売するなど、テークアウトにも力を入れてきた。同社の2020年8月の既存店売上高は、前年同月比で103.2%、1〜6月の全店売上高も前年比で105.1%と好調に推移している。その理由について広報担当者は「キャンペーンや、地域限定でのテレビCMや新聞広告などが影響したのでは」と分析している。
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