ニュース
モスバーガー、初のテークアウト専門店を新宿にオープン:メニューも人気の6割に絞る
モスフードサービスは初のテークアウト専門店を8月27日にオープンすると発表。オペレーションの簡略化を目指しメニューも全商品から人気の6割に絞り、将来的には限定セットなどの販売も目指す。都心の狭小立地での需要性を探るため、メニュー構成や店舗機器の効果などを検証したいとしている。
モスバーガーを展開するモスフードサービスは8月18日、ウィズコロナ時代のスマートライフに合わせ、初のテークアウト専門店「モスバーガー ヨークフーズ新宿富久店」(東京都新宿区)をオープンすると発表した。開店日は8月27日で、午前10時から午後9時までの営業となる。
店舗看板に「TO GO」のアイコンを表示して既存店舗との違いを掲示。また新型コロナウイルス感染症対策として、不特定多数の人が触れる札番号の代わりに「番号呼び出しボード」を採用。さらに、温度保持機能を高めた棚型ウォーマーを用意。店内にとどまることなく、好きなタイミングで受け取れるように配慮した。
メニューも店舗オペレーションの簡略化を目指し、全商品から人気の6割に絞る。ホットドッグ類やハンバーガーの一部商品は販売しない。またドリンク類もコールドドリンクのみとし、省力化やスピード提供につなげたい考えだ。将来的にはテークアウト専門店限定のセットなどの販売も検討しているという。
今回、店内に客席を置かないことで、狭小立地での出店が可能となった。モスフードサービスでは今後、都心の狭小立地での需要性を探るため、メニュー構成や店舗機器の効果など、新しい店舗展開の検証をしたいとしている。
関連記事
- モスの定番「モスバーガー」がリニューアル 戦略的に設計された“味”の工夫とは
モスの看板商品である「モスバーガー」がリニューアル。ミートソースを3年ぶりに改良した。持ち帰りニーズの増大に対応した“ある工夫”とは。 - 3月のコロナ禍を乗り切ったKFCとモスバーガー 好調だった「シェアBOX」と「ライスバーガー」
新型コロナの影響で外食チェーンの多くは3月に苦戦した。一方、KFCとモスバーガーは何とか乗り切った。なぜなのか。 - モスバーガーが店内完全禁煙に対応した商品を発売 狙う客層とは
モスバーガーは2020年3月末までに完全禁煙化する予定。禁煙に対応した商品を発売する。どんな客層を狙うのか。 - そしゃく音を分析 モスバーガー新作は”音までうまい” マーケティング施策を強化
モスバーガーが新商品を発表。「音まで、うまい」をキーワードにしたハンバーガー。日本音響研究所と共同でそしゃくしたときの音も分析「食べ物と音」への注目が集まり始めている。 - 直近3カ月以内に、テークアウトをした人は81.0%
直近3カ月以内に、テークアウトを利用したことがある人はどのくらいいるのか。10代以上の男女に聞いたところ……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.