2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

異色の元ビジュアル系社員が、たった1人でインサイドセールスを立ち上げるまで 〜メール配信での大失敗、社内のすれ違いを乗り越えて〜夢を諦め、30代で営業マンに(4/4 ページ)

高校卒業後13年間ビジュアル系バンドのギタリストとして活動し、30代を過ぎてから営業マンに転身した堤さん。現在はホットリンク(東京都千代田区)でのインサイドセールス部の立ち上げ経験をもとに、イベント登壇やSNSの発信を行うインサイドセールスのカリスマだ。異色のキャリアの持ち主は、いったいどのような経緯でインサイドセールス部を立ち上げることになったのだろうか。そして、失敗も成功も経験している堤さんが今だからこそ考える、インサイドセールス立ち上げのポイントとは何か。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

 現在のホットリンクのインサイドセールスはとてもいい状況であるという。2020年に入ってから目標数字を毎月達成している。商材とマッチした企業にターゲットを定めてアプローチするABM(Account Based Marketing)の取り組みを新しく始めたことが好調の要因の1つだ。堤さんは「もっと仕組み化し、インサイドセールスの人数を増やして、アプローチする顧客も増やして会社の売上に貢献できる組織にしていきたい」と話す。

 社内での目標の他に、堤さんはビジュアル系インサイドセールスとしての活動目標を持っている。それはインサイドセールスを世の中に広めていくことと、セカンドキャリアとしてのインサイドセールスの魅力を伝えることだという。

 「インサイドセールスはまだまだ知られていない仕事で、『テレアポと何が違うの?』という認識の方も多いと思います。僕を見て『なんだこいつ』って思ったことがきっかけで、インサイドセールスという言葉を知ってもらうきっかけになれたらとても価値があると思います。そして新しい業界なので、インサイドセールスにはまだ決まりきった型はありません。もともとバンドマンで、30歳過ぎまで就職をしたことがなかった僕のような人でも、活躍ができる場があるんだという姿を見せたい。セカンドキャリアとしてすてきな仕事だということを広めていきたいです」(堤さん)

photo
ホットリンクの受付前にて
前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る