大東建託は、インターネットで居住満足度調査を実施した。全国47都道府県の1856自治体に住む成人男女が対象。2019年度〜20年度で累計35万4521人の回答を「住みここち」として集計した。また、20年の調査合計18万7823人のうち、有効な回答をした1万4234人分について「住みたい街」として集計した。
その結果、住みここち(自治体)ランキング1位には、大阪市や奈良市へのアクセスに便利なベッドタウンの「奈良県北葛城郡王寺町」が輝いた。2位は「東京都中央区」、3位は「大阪府大阪市天王寺区」と、商業施設が集積するエリアが選ばれた。
トップ5のうち、2位の東京都中央区を除いた4自治体は、いずれも「行政サービス因子」の評価が全国トップ10に入った。大東建託は「住みここちの良い町には行政サービスの良さも関係してきそうだ」と分析している。
住みたい街(自治体)ランキングのトップ3に選ばれたのは、「福岡市」「横浜市」「那覇市」だった。いずれも大都市圏でありながら観光地としても知名度が高く、イメージの良さが投票数に反映されたとみられる。
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