マツダ、「ロードスター」を改良 内外装に新カラーを追加:期間限定の新グレードも
マツダは小型オープンスポーツカー「ロードスター」「ロードスターRF」を一部改良した。内外装に新色を追加したほか、期間限定の新グレードを設定。カラーコーディネートなど、スポーツカーならではの楽しさを訴求する。
マツダは12月10日、小型オープンスポーツカー「ロードスター」「ロードスターRF」を一部改良したと発表した。内外装に新色を追加したほか、期間限定の新グレードを設定。カラーコーディネートなど、スポーツカーならではの楽しさを訴求する。
2人乗り小型オープンスポーツカーのロードスターは、1989年の初代モデル発売以来、110万台以上を販売。現行モデルは4代目となる。ロードスターはソフトトップ、ロードスターRFは電動式のハードトップのモデルとなる。
今回の改良では、ナッパレザーのインテリアに新色「ピュアホワイト」を設定。明るいイメージで、開放感がある空間に仕上げている。ロードスター、ロードスターRFともに、インテリアをピュアホワイトにした新グレード「White Selection」を設定する。
ボディーカラーは、100周年特別記念車を除く全グレードに新色「ディープクリスタルブルーマイカ」を採用。従来の「エターナルブルーマイカ」に替わる形でラインアップに加えた。深みのある透明感と鮮やかさを両立させており、ロードスターの造形に合うという。
また、ロードスター、ロードスターRFともに、期間限定の新グレード「RS White Limited Selection」を設定した。インテリアに新色のピュアホワイトを採用したほか、イタリア・ブレンボ社製フロントブレーキを搭載して走行性能を向上。ロードスターにはレイズ社製鍛造16インチアルミホイールと、ガラス製リアウィンドー付きソフトトップ、ロードスターRFにはBBS社製鍛造17インチアルミホイールも装備する。注文受付期間は12月10日〜2021年3月31日。
メーカー希望小売価格(税込)は、ロードスターが260万1500円〜361万5700円、ロードスターRFが343万9700円〜418万2200円。
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