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ビンテージイヤーに乗った特筆すべきクルマ(前編)池田直渡「週刊モータージャーナル」(6/6 ページ)

さて、筆者は2020年は日本車のビンテージイヤーであると主張しているが、まずはその前編。2020年を代表するクルマとして、トヨタ・ヤリスの3兄弟である、ヤリス、ヤリスクロス、GRヤリスを取り上げる。

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前半の総括

 トヨタは一連のヤリスで、ずいぶんと多くのトライを行った。すごいのはそれが独りよがりになっていないことだ。ヤリスにもヤリスクロスにもGRヤリスにも、それぞれ大きな説得力がある。

 そして極めて重要なのはそれらの改革が、トヨタという大衆車メーカーの極めて大衆的なクラスで行われたということだ。限られた人だけでなく、多くの人の手に届く改革なのだ。

→後編はこちら ビンテージイヤーに乗った特筆すべきクルマ(後編)

筆者プロフィール:池田直渡(いけだなおと)

 1965年神奈川県生まれ。1988年企画室ネコ(現ネコ・パブリッシング)入社。取次営業、自動車雑誌(カー・マガジン、オートメンテナンス、オートカー・ジャパン)の編集、イベント事業などを担当。2006年に退社後スパイス コミュニケーションズでビジネスニュースサイト「PRONWEB Watch」編集長に就任。2008年に退社。

 以後、編集プロダクション、グラニテを設立し、クルマのメカニズムと開発思想や社会情勢の結びつきに着目して執筆活動を行う他、YouTubeチャンネル「全部クルマのハナシ」を運営。コメント欄やSNSなどで見かけた気に入った質問には、noteで回答も行っている。


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