ニュース
”捨てるのにためらう”紙の名刺を奉納 Sansanがオンラインで「名刺納め祭」:神田明神(1/2 ページ)
Sansanは12月16日、1年間に交換した名刺を奉納する「Sansan名刺納め祭」をオンラインで開催した。オンライン名刺交換を提供するSansanが名刺の奉納を企画する狙いは……
2020年も年の瀬。例年なら職場の大掃除や1年間で交換した名刺の整理を行う時期だが、今年はいつもとは異なる年末を過ごしている人も多いのでは。コロナ禍によって働き方が変化し、交換する名刺の数が減少。その一方で、以前よりもつながりの価値を大切に感じている人が多いようだ。
クラウド名刺管理サービスを運営するSansan(東京都渋谷区)が、20〜50代のビジネスパーソンを対象に「今年のビジネスの出会い」に関する調査を実施した結果、73.0%が「新しい出会いや人とのつながりを以前よりも大切に感じるようになった」と回答。新型コロナウイルスの影響で、外出や交流に制限がかかる状況となり、新しい出会いや人とのつながりの価値が例年よりも高まったことがうかがえる結果となった。
そのSansanが12月16日、1年の出会いの証ともいえる名刺を奉納する「Sansan名刺納め祭」を神田明神(東京都千代田区)で開催した。
「Sansan名刺納め祭」は、同社が2015年から開催している年末のイベント。例年なら同社のサービスを利用するユーザーが参加し、交換した約1万枚ほどの名刺を奉納していたという。しかし今年は新型コロナウイルスの影響から、初めてオンラインでの実施となった。
関連記事
- 在宅勤務をする人が移住したい都道府県ランキング 3位は長野県、2位は北海道、1位は……
採用支援を手掛けるレジェンダ・コーポレーションは、20〜30代の若手社会人を対象とした「働き方」に関する調査を実施。コロナ禍を機に在宅勤務が一般化しつつあるなか、3人に1人が地方・郊外への移住に興味を持っていることが分かった。 - 22年卒の就職先人気企業ランキング コロナ禍の影響顕著に
就職情報会社のダイヤモンド・ヒューマンリソース(東京都文京区)が12月8日、2022年3月卒業・修了予定の大学生・大学院生の就職先人気企業ランキングを公表した。 - 最後発なのに発売3週間で2000万本突破 「キリン 生茶 ほうじ煎茶」が好調なワケ
キリンビバレッジが9月に発売した「キリン 生茶 ほうじ煎茶」が売れている。発売から3週間で販売数量が2000万本を突破。同社が2017年からの3年間で発売した新商品の中で最速の記録だという。その理由は…… - 驚異の在宅勤務率95% コールセンターを“丸ごと在宅化”、チューリッヒ保険が移行できた理由
チューリッヒは、緊急事態宣言時にコールセンターを含む全部門を在宅勤務に移行。95%の在宅勤務率を達成した。その背景には2010年代初頭から進めた取り組みがあった。 - 「”会う”意味を更新したい」 リコー、”はたらく”を研究する施設開設 その意義は
人々にとって”はたらく歓び”とは何か――。リコーが”はたらく歓び”を考える施設を開設した。社内外の起業家やクリエイターに向けた次世代ワークプレースと定義づけるこの施設。単なるコワーキングスペースではない。リコーはここで何を見いだしたいのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.