2015年7月27日以前の記事
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2万人調査、コロナ禍で拡大する「テレワーク格差」――継続希望者は増加するも……正社員調査(2/2 ページ)

正社員のテレワーク実施率調査。横ばい傾向だが「格差」が拡大。大企業と中小で差が広がっている。

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「長時間労働」課題に

 一方で、テレワークを経験した人からの「続けたい」という声は少なくない。テレワークを実施した正社員に聞いた「コロナ収束後のテレワーク継続希望者」の比率は、「続けたい」「やや続けたい」の合計で78.6%となった。4月調査では53.2%、5〜6月調査は69.4%という結果であり、継続希望する人は増加傾向にある。

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正社員に聞いた「コロナ終息後、テレワーク継続を希望するか」(パーソル総研・第4回テレワーク実施率調査)

 自宅勤務のスタイルに慣れてきた人が増加したせいか、テレワークへの不安や課題感も減少傾向にあるようだ。「テレワークの課題」について聞いたところ、全体的に各項目で感じている人は以前の調査より減少する結果となった。ただ、「労働時間が長くなりがち」の項目は今回25.5%の人が課題と挙げており、調査を重ねるたびに増加傾向にある。テレワーク下の労務管理は引き続き取り組むべきテーマと言えそうだ。

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正社員に聞いたテレワークの課題(パーソル総研・第4回テレワーク実施率調査)
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